
Thinking About The Light
「光について考える」。これが KOHKOHが掲げるブランドキーワードです。 私たちはジュエリーという媒体を通じて新たな技術や素材の可能性を追求しながら、社会に対してどのような価値を提案できるのかを問い続けています。 その問いの答えを「光」に見立て、さらに深く「考」える姿勢を体現するブランド。 ――それが「光考(コウコウ)」という名に込められた意味です。
BRAND STORY

Origin of the naming
”KOHKOH”
KOHKOHというブランド名の由来は、真珠が「煌々」と光る様子からも着想を得ています。 真珠は光輝く姿が美しく、その輝きには高貴なイメージが漂いますので「煌々」という音の響きや語感を取り入れました。

The Origin
起源
真珠は丸いという従来の概念を超え、自由な形状の真珠層を用いた新しいデザインを提案したいという思いからプロジェクトが始動しました。
試験に2年以上費やして自由な形状の真珠養殖に成功。高精度3Dプリンターを用いて文字や図形を造形し、その周囲に美しい真珠層を形成する特許を2021年に取得しました。その特許技術を用いて、宝石に真珠を被せるように組み合わせた、独創的でエレガントな真珠ジュエリーを提案します。

Dilemma
葛藤
アパレル業界ではファーやレザーとして使用する嗜好品目的での動物飼育が一般的にタブー視されています。私たちも真珠の養殖に関わったことで「私たちが真珠をデザインし養殖することで命を犠牲にしている」という葛藤が生まれました。この葛藤と向き合い導きだしたのが、「我々が養殖する真珠貝については通常廃棄される母貝まで大切にデザインし、ジュエリーに仕立てあげることで廃棄物を出さない」という答えでした。そのような経緯をたどり、自ら養殖する真珠とその母貝をデザインするという独自性の高いジュエリーブランドが誕生しました。

director
Takashi Kojima
KOHKOHのディレクションを行うのは、世界的コンテンポラリージュエリー作家の小嶋崇嗣氏。建築で学んだデザインアプローチやコンセプト作りから生まれた、宝石を構築的に組み石留めするオリジナルデザインは国内外で高い評価を得ています。